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≪レポート≫

ニューヨークの病院、すごいよ

みかさんからのレポートです。

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ニューヨークの病院、やっぱすごいよ

先日、バイト先の友達が交通事故で入院したんだけど、多分ニューヨークで一番上等な病院だと思うのね、そこにこの間お見舞いに行って来た時のお話。

友達は救急病院から移ったんだけど、移った2日目のこと・・・。
専任ドクターの診察や手続きなど色んなことが終わったあと、栄養士がやってきて食の好みや嫌いなもの(ベジタリアンかとかコーシャー【ユダヤ人の食べ物】かとか)色々聞いてきたの。で、栄養食品やドリンクのサンプルを持ってきたり・・・。あげくの果てに、食事はまるで飛行機のファーストクラスのように3〜4種類の中から選べるんだよ。アペタイザー、メインコース、デザートとかあってね。メニューが事前に配られるの。びっくりしたよ。
次にやってきたのがフィジカルセラピスト。体を動かす練習を手伝うんだ。次々に3人は来た。リハビリ担当とか。悪いけど名前を全部覚えるのは大変。その都度書き留めておいた。(笑)
それからナースが来た。必ず皆自己紹介をする。そしてこんなことを担当する、としっかり説明してくれる。
そして、最後にサイコセラピスト。精神医です。患者は、突然の事故で身体が不自由になって、いろいろな意味で精神的にダメージを受けているから、そんなことまで配慮されているの。プライベートな話しになるから、とセラピストに言われて15分位私は病室からでて待ってた。
ただお話をするだけなんだよね。でも、友達はにこにこ安心していた。ほっとするんだろうね。
病室自体は2人部屋で、バスルームももちろんついている。
テレビも一人一人にそれぞれついている。大きな窓ときれいな内装。食事のサーブする人までが明るくて、プライドを持って働いている。
そう、私が感じたのは、このシステマイズされたすごさ、というよりも、働いている人達一人ひとりの、誇りを持って働いている姿なの。だれひとり「めんどくさそうに」とか、「生活のためにここで9時から5時まで働いているのよー」とか、そういう感じで働いてないんだ。
そして、そこでは、患者の権利、というものがはっきり文書でうたわれていて、、、
「必要なヘルプは全て施されなくてはならない。」とか、「それぞれの治療が何のために行われるのか知る権利がある。」とか、そして「それを拒否することができる。」、とか、「病気の症状などはコンフィデンシャルなものだから秘密厳守である。」とか、もう、守られている、というのが手に取るようにわかるんだ。
安心って感じ。
日本でもアメリカでも、今までこんな病院には出会ったことがありません。
感動しました。
システムがすごい、働いている人達がすごい、だから患者さんたちもすごい。 そんな病院でした。
ニューヨークも捨てたもんじゃない、と思う今日この頃です。

おまけ

ある日、朝行った時は ニュースペーパーをワゴンに積んで病室回っていたよ。
ここは飛行機の中かと思った(笑)
さらに、別の日には、リクリエーションセラピストなる人がいて、友達のところに来て、趣味とか聞いてたよ。
「ビデオデッキ貸せるよ」と言ったのには驚いた。
ここはホテルか、と思った(爆)

友達はその後、順調に回復していって(と言ってもまだリハビリに通う)先週退院しました。

あの病院は、本当に驚きの連続だったよ。
お金で買える安心と、、、でも、やっぱりそれだけじゃないね。
働く人達のプライドと姿勢が根本的に違ったんだ。

うーん。文章めちゃくちゃだったかもしれないけど、興奮と感動、なんとか伝えたかった。もっと上手に文章を書けたらいいんだけど。


 

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